異業種の経験を活かせる

異業種の経験を活かせる

中高年は転職に適している?

みなさんは、転職は何歳ぐらいまでにしなければいけないとか、中高年になったら無理だとか、悩んだり諦めたりしていませんか?実は中高年、特に30代は転職に最も適した時期でもあるのです。キャリアアップをしたいからと、前向きな理由で転職を目指す人もいるでしょう。しかしその一方で、先行きが不安な時代背景の中、より安定した仕事を求めて転職を目指す人も多く見られます。30代は体力的にも今までの経験の面からでも充実期にさしかかっています。新しい環境を目指すのにも適した時期といえるでしょう。

介護士への転職を成功させるポイント

それでは、中高年で介護士への転職を成功させるにはどうすればよいのでしょうか?まず重視したいのは、やはり過去のキャリアをどのように、そしてどれだけ活かせるのかということでしょう。40代以降になると、今までの肩書きが重要になってきますが、30代の場合には「今までどんなことをやってきたのか」、「これからどんなことができるのか」といった、今持っている力が重視されます。介護士への転職に関しても同様に重視されるポイントです。今までの経験の中で介護に活かせる部分を探しましょう。
仮に福祉関連の仕事をしていた場合には、当然大きな武器になります。一方で、全くの異業種からの転職の場合には、例えばコミュニケーション能力に長けている等といった介護士でも必要となる能力を全面的にアピールしましょう。あるいは、前の職場が労働環境が悪かった場合、それをうまく活用して「辛い環境にも我慢強く対応できる」等といった面もアピールする事が出来るでしょう。介護は夜勤や休日出勤が多い業界です。体力的にもきつい場面が多いので、こういったアピールポイントは高く評価されるでしょう。

転職はチャンス

中高年の転職は失敗が許されません。しかし、転職は大きなチャンスです。ですので、転職活動は妥協せずに取り組みましょう。前述した夜勤や休日出勤との関わりでは、自身の生活環境との兼ね合いも大事です。中高年になると、結婚をして家庭をもつ人がほとんどでしょう。子育てに追われる時期にさしかかっているかもしれません。そんな時期に、夜勤や休日出勤が多くなるのは良くありません。夜勤や休日出勤が必要な場合は、事前にどの程度それが必要になって来るかをしっかりと調べる事が大切です。転職したあとに後悔しても遅いのです。異業種から転職した後に悪い意味でのギャップを感じないよう、事前の準備を怠らないようにしてください。