合否を分ける応募書類

合否を分ける応募書類

転職のコツは応募書類

最近は、中高年向けの求人が増えていることをご存知ですか?しかし全てが良い条件の求人であるとは限りません。良い条件の求人には応募者が殺到するので、ただ応募書類を作るだけでは見てもらえません。中高年の中には「面接が本番だから」と応募書類を軽視する人もいるようですが、成功するためには準備が必要です。まずは書類選考を通過して面接まで進むことが大切です。そのためには書類選考で、この人と会ってみたいと思わせる応募書類を作る必要があります。では、どのように作成すればいいのでしょうか?

伝えやすい応募書類作り

まずは履歴書を書きましょう。履歴書は自分のプロフィールのようなものです。人となりを見てもらうので、隅々まで気を使って書きましょう。職歴は職務経歴書で伝えられますので、簡潔に書きましょう。きちんと読んでもらうために、楷書で丁寧に手書きし、読みやすい字で書きましょう。
応募企業が求めている人材とは何かよく考え、志望動機や自己PRを記入していきましょう。自己PRや志望動機を書く上で大事なことは、自己分析と企業研究です。企業が中高年を採用する上で求めていることは、即戦力となるスキルはもちろん、仲間として馴染んで働いてくれるかどうかです。相手が求める人材と自分のアピールポイントがあっているかどうか、履歴書では論理的に具体例を含めてアピールしていくことがポイントです。履歴書は少ない文章で伝えなれければいけませんが、内容が魅力的であれば読んでもらえますので、しっかり書きましょう。

職務経歴書の書き方

職務経歴書は、企業が欲しい人材に適しているかどうかを見るのが目的です。中高年ですと、キャリアを長く積んでいる方が多く、職務経歴書が長くなってしまうことがよくあります。しかしキャリアを積んでいるからと言っても、それを長く書いてしまうのは転職活動ではマイナスです。応募企業の採用担当者がチェックするポイントを押さえて簡潔に書きましょう。A4で2〜3枚が理想です。
職務経歴書で重視されるポイントは様々です。いままでどのように仕事に取り組んできたのか、前職の退職理由や経緯、志望動機、求める人材かどうか、コミュニケーション能力やマネジメント能力、持っているスキルなどです。これらのポイントを押さえ、伝えやすいよう簡潔にまとめ、職務経歴書を作りましょう。記入時は、自分の能力をアピールするために数値や具体的なエピソードを交えて書くことを意識しましょう。
職務経歴書には、書式の指定がありません。これまでの経歴やスキルを読みやすくレイアウトして作成するのも大事です。丁寧に簡潔に書きましょう。代表的な書式は2種類あり、編年体式とキャリア式があります。経歴や企業が求めているものに応じて、どちらか選択しましょう。